いま、『野良』な仕事がスタイリッシュ(笑)

農業から化学、生物、ファッションまでいろいろな仕事をしています。

とあるスロージューサーの搾汁率 GreenStar GS3000 の件

GreenStar スロージューサーが入荷してきました。

といっても型落ちのGS3000です。

 

横型ツインギアジューサーと呼ばれるタイプですが、ちょっと前に縦型シングルギアジューサーのクビンスを使った経験から、今回のモデルは相当搾汁率が高そうな感じがしていまして、ちょっと期待していました。

いろいろと巷で、スロージューサーが健康にいいからと話題になっているので、購入される人も増えているようですが、この【搾汁率】を考えずに買ってしまうと後々かなり後悔することになるので要注意です。

さて、そんなこんなでニンジンを絞ってみます。

 

[材料]無農薬無化学肥料栽培ニンジン 約1.2Kg

 

GS3000の投入口はあまり大きくありません。

なので、格外ニンジンは投入口の大きさに合わせて、縦割りに4~6分割します。

水洗いはしてあるものを購入しましたから、大きな痛みや土の付着がなければ皮や芯が付いたまま投入していきます。

 

ざっとですが、1,100ccのジュースを搾汁できました。

残った残渣は、229g。(足し算しても1200gになりません・・・ニンジンは比重が違う?)

搾汁率は、(1-([残渣]/[もとのニンジン総量]))×100ですから、

(1-(229/1200))×100=80.9(%)

かなり凄い数値が出ました。

横型ツインギアジューサーの特徴である原料の複数回通しによる多重絞りを行った結果ですが、最終的には横型ツインギアジューサーの最高峰【エンジェルジューサー】(Amazon:189,000円)の公称搾汁率80%と、ほぼほぼ同じ値が出せました。

 

いいですね。GreenStarジューサー。

多重絞りは手間がかかるので、業務用途では不利かもしれませんが、ノーウォークジューサーでも対象原料を3回は絞ると言いますから、今回の成果は業務の現場でも十分使える可能性を検討できるものになっているのではないかと思いました。